予定通り増税か？

米中貿易戦争のあおりを受けてか、日本も景気も悪くなってきているようです。内閣府が5月14日に発表した国内景気の判断基調は、6年2か月ぶりに「悪化」となりました。「消費税増税先送り論」も出ていますが、政府は繰り返し、「リーマンショック級の出来事が起こらない限り予定通り増税する」と会見で述べています。景気が後退する中での増税は、大丈夫なのかと不安になりますが、このままの情勢では、10月に消費税が１０％に引き上げられるようです。

そうなると消費税対策として、増税前に大きい買い物は済ませておきたいもの。車もそんな大きい買い物の一つですよね。

 

新車購入を予定している方はご注意を！

消費税の増税前に車を購入するためには、新車の場合は急ぐ必要があります。増税前の税率が適用されるためには、増税の前に車体番号が出て登録まで済ませておく必要があります。今新車を購入する方がとても多く、今すぐ新車を購入されたとしても車種によっては増税にぎりぎり間に合うかどうかといった所です。増税前に新車購入をご検討の方はお急ぎください。

 

中古車購入を予定されている方の注意点

中古車の場合は、新車に比べて余裕があります。しかし、中古車の場合でも増税前の駆け込み需要があり、その駆け込み需要が中古車市場に大きく影響を与えます。人気車は増税前には取り合いになり、価格が通常より上がったり、入手できなかったりする可能性があります。対策としては、増税の影響が少ない早めの時期に購入したり、いっそのこと増税後の中古車市場の落ち着いたころに購入したりする方法があります。購入を予定されている車種・年式によって、ベストな方法は変わりますので車屋さんにご相談されることをお勧めします。