納車旅
今回のブログは、タイトルのとおり鹿児島への納車のお話です。オートクラフトでは、ありがたいことに県外のお客様からもご注文をいただき、ちょくちょく県外への納車もしています。
今回、カーセンサーに載せていた車をご覧になって購入してくださったのは、鹿児島にお住いの中国の方でした。オートクラフトでは、ミャンマーに支店を持っていることもあって、外国の方とお取引をすることは頻繁にあります。日本車は海外でも高く評価されているおかげで、ミャンマー人以外の方との取引も結構あります。
外国の方と取引するということ
外国の方は、言葉・歴史・文化・宗教が日本人と違いますので、我々にとって”当たり前のこと”も”当たり前のこととして通用しない”ことが多々あります。そんな国ごと(地域ごと)に違う国民性・民族性を発見することも、外国の方と取引することの醍醐味の一つかもしれません。
中国ならでは
中国の方との取引の際には、他の国の方には無い大きな要素があります。
それは、漢字です。
日本も漢字を使う国ですが、さすがに漢字の母国中国には敵いません。
現代の中国漢字は極端に簡略化されていますが、それでも漢字の種類は豊富で、日本には存在しない漢字も多数あります。
そして、そんな日本にはない漢字が、お客様のお名前の中に入っていることがあります。このこと自体は自然なことで、良いも悪いもないのですが、いろいろと手続きをするうえでは、ちょっとした手間がかかったりコツが必要だったりします。
まず、我々がその漢字が知らないので、名前の聞き取りから苦労します。特に、相手方の日本語・英語が片言で、電話での問い合わせのときは大変です。
また、パソコンに漢字が出てきません。
陸運局で車の名義変更と登録をしますが、陸運局でも当然パソコンを使って事務処理をしていますから、パソコンにお名前の漢字が出ないと、入力できないので担当の方も困ってしまいます。そういう場合は、陸運局の担当の方とお客様と相談しながら、お名前の表記をローマ字にしたり、お名前の漢字に近い漢字をあてたりすることになります。
熊本であれば自分たちで行うのですが、今回は県外ということで、鹿児島の行政書士さんに陸運局やお客様とのやり取りをお願いしました。
いざ鹿児島へ
車の整備、事務処理等を終えたら、車を積載車に積んで鹿児島へ出発です。
写真は道の駅水俣にて。バラ園がきれいで有名なところです。季節的にちょうどバラも見ごろだったのですが、今回は急ぎ旅なので休憩をしたらすぐ出発。残念。
幸い天気が良かったので、絶好の旅(仕事)日和となりました。こんなにいい天気だと長距離の運転も気になりません。帰りの阿久根の道の駅にて。
”日本一めでたい”と言われている自販機。阿久根の道の駅にて。
こうした面白いものに出会えるのも旅(仕事ですけど)の楽しみの一つ。
そして、旅の楽しみと言えば地元の名物を食すこと!今回はこちら!!
十本松ドライブインの名物、ホルモン定食。今回はちゃんぽん入りホルモン定食にしてみました。
この大迫力。ボリューム満点で味もおいしく言うことなしです。カロリーについては気にしない方向で…。
大成功
途中いろいろとありましたが、最終的にはきれいな景色を眺めて、おいしいものを食べて、お客様にも喜んでもらえて、大成功の鹿児島への納車旅でした。