ミラジーノをキーフリーシステム化

デュエット1.3Sからミラジーノへ

Auto Craftでは、トヨタ車やダイハツ車を多く扱っております。中でも人気車種のミラジーノは数多く扱ってきましたので、熊本のミラジーノ好きの方にはかなり認知していただいていて、お店にはよくミラジーノオーナーが来られます。

この企画は、うちでトヨタ「デュエット1.3S」を下取りしたことに始まりました。デュエットは、ダイハツからトヨタへのOEM(相手先ブランド製造、この場合はトヨタ車をダイハツで製造すること)ですので、ダイハツ車との相性(互換性)は抜群です。

今回の作業は、デュエットからキーフリーシステムを取り外し、ミラジーノに移植します。

いざ、作業へ

「 デュエットからキーフリーシステムを取り外して、ミラジーノに移植する。 」

文字にすると簡単に見えますが、実際は大変面倒な作業です。鍵の関係ですから、ドアの配線を取り換える必要があります。エンジンをかけるのにも鍵は必要ですから、当然ハンドル周りの配線も交が必要になります。さらにキーフリーシステムの受信機がシートの中に入れてあるので、それも移す必要があります。

先程、相性(互換性)は抜群と書きましたが、それでも別の車種からミラジーノに載せることが予定されていないものを載せるので、様々な調整が必要です。配線の長さが足りなかったり、コネクターの形が違ったりします。さらには、受信機のように取り付ける場所を作る必要があるものもあります。

付け替え用配線

今回付け替える配線たち(取り出すまでも一苦労でした)

ドアの内張りを外したところ

ドアの中も交換です。

ダッシュボード、ハンドル周りを外した様子

ダッシュボード、ハンドル周りを外して配線します。

 

ジーノにキーフリー移そうって言った奴誰だよ!

ぼやきながら整備主任はテキパキと作業を進めていきます。

キーフリーシステム受信機取り付け

シートに受信機を取り付け中

シートカバー取り付け

受信機を取り付けた後は、シートを元に戻します。

受信機を取り付けた後、シートを取り付けて配線をすれば完成です。

無事にキーフリーシステムを搭載したミラジーノが完成しました。外から見た分には分かりませんが、他には無い特別なジーノになりました。利便性はかなり上がったと思います。

2019年05月20日