カーフィルム貼り(後編)

前回の続き

前回は、ハイラックスのカーフィルムをリアの窓に貼りました。
さて、今回はいよいよ後ろの窓にフィルムを貼ります。

後ろの窓は難しい

後ろの窓にフィルムを貼るのは、かなり大変です。その理由は…

ハイラックスの後ろの窓

理由その1…大きい
単純な理由ですが、大きい窓にフィルムは貼りにくいです。フィルムは粘着性のテープみたいなものですから、大きいフィルムは窓に貼る前にあっちこっちにくっつこうとします。大きいだけで扱い辛さは劇的アップです。

そのため、後ろの窓用のフィルムを2枚に分割してある場合もあります。分割してあると、取り回しは楽になるのですが、合わせ目の部分の処理に気を使います。合わせ目の部分は他より色が濃くなるので、フィルムの重なりを最小限に抑えないと見栄えに影響するからです。

理由その2…電熱線の端子が邪魔
後ろの窓には電熱線が走っていますが、その電熱線の端には端子が付いています。端子は出っ張っているので、後ろの窓にフィルムを貼るためには、端子に合わせてフィルムを切り取る必要があります。端子が窓の隅にある場合は、まだ加工しやすいのですが、そうでない場合は加工が難しくなります。

理由その3…曲がっている
後ろの窓は、車のデザインによっては大きくカーブを描いており、曲がりが強いとフィルムにしわが寄りやすくなります。

理由その4…狭い
後ろの窓は、ドアの窓に比べて作業スペースが限られています。

 

今回は、窓も大きくフィルムは1枚物で、さらに電熱線の端子は隅っこではなく内側にありました(泣)。幸い、窓は平面で車が大きいので作業スペースはあります。

 

作業開始

さあ、作業開始です。例によって例のごとく、フィルムを車に貼りつけるまでは写真は取れませんでした。作業を手伝った感想は「大きいって大変!!」。

いま、この窓の向こうで整備主任が、フィルムの位置を合わせた後、右に左に動いて気泡を抜いています。一か所しわを直すと、他のところに影響するので大変そう。私は邪魔にならないように窓のこっち側から撮影です。

写真では分かりませんが、端子をだす穴を作るために、カッターでフィルムを切り取っています。

切り取りおわった様子。主任が反対の端子にとりかかっている隙に撮影。

フィルム貼りが終わって、ヘッドレストも戻した状態です。

フィルムを貼りおわって、ハイラックスも一段とかっこよくなりました。

(全体の写真も撮っていたはずなのですが見当たりません。間違って消してしまったようです。今回は写真のミスが多い。反省中です。)

 

2019年05月22日