今回のミッション
今回のミッションは、ランクルのフロントスポイラーの交換です。
フロントスポイラーとはフロントに付けるエアロパーツのことです。エアロパーツは、流体力学を利用して車の安定性などを向上させるぱーつで、車の外部に取り付けます。エアロパーツを付けると見た目も格好良くなるので、多くの場合は走行性や安定性のアップというよりドレスアップのために付けられています。
作業開始
フロントスポイラーを外すために、まずフロントグリルを外して、バンパーを外します。その前に傷をつけないようにマスキングテープで養生します。
フロントグリルとバンパー取り外した様子。
取り外したバンパーを裏から見た様子。フロントスポイラーがたくさんのビスで止まっています。
ビスを外したら、慎重にフロントスポイラーを外します。フロントスポイラーの上部はクッション付きの両面テープで止めてあります。
フロントスポイラーを取り外したバンパー。フロントスポイラーは後付けなので、フロントスポイラーを取り付けるための穴がいくつもあけられています。
新しいフロントスポイラーをつけるために、両面テープが付くところをパーツクリーナーとコンパウンド(仕上げ用)を使ってきれいにします。
両面テープの接着面以外も、フロントスポイラーに隠れてしまうところまで綺麗にしてしまうのが職人気質ですね。
オイル交換のお客様と、修理依頼のお客様が相次いで来られたので、バンパーをいったん取り付けました。実際に車につけてみると、フロントスポイラーのドレスアップ効果が良く分かります。
作業再開。手前が今からバンパーに取り付ける、新品の純正フロントスポイラーです。
バンパーにスポイラーを仮止めした状態です。歪みやよじれが生じないように少しずつねじを締めます。
両面テープの剥離紙を慎重に引き抜いていきます。その後はバンパーとスポイラーの様子を見ながらねじを増し締めしていきます。
バンパー、グリルを車に戻して、こまごまとパーツを付けて完成です。
フロントスポイラーがついていると重厚感がありますよね。